叱るシリーズ5つ目です。
5つ目も、当たり前と言えば当たり前ですが、叱ったり、怒ったりすると、関係が悪くなることがあります。
私たち親や上司は、子供のためや部下のためという、大義名分をもって、叱ったり怒ったりしますが、内容によっては、親や上司の価値観を押し付けているだけに過ぎないこともあります。
そうしたことは、子供や部下は感じます。
価値観の押し付けに気付くと、そうした偽善的なことを嫌い、親や上司を嫌うようになるかもしれません。
親や上司は、自分の愛を信じているので、子供や部下が、私たちの気持ちをわかってくれないと悲しむのです。関係が悪くなるのです。
少年団でも、一生懸命なコーチが、子どもたちのために、子供たちを叱ったり怒ったりしますが、その内容が、子どもたちへ伝わらない内容だと、子供たちは、コーチを嫌いになり、関係が悪くなるのです。
私も、部下のためにと思って、叱ったりして、その後、関係がわるくなったり、やめてしまったりしたことがあります。
彼らには、私の偽善的な愛を縦にした内容に納得していなかったのだと思います。
なので、相手のためにと思っていても、相手への伝え方をしっかりしないと、相手には、こちらの愛という思いは伝わらないのです。
思いとは逆に、嫌われてしまい、関係が悪くなることがあるのです。
気を付けたいし、そうならない対応を身に着けたいですね。
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