昨日の続きです。
叱ったり、怒ったりしたときの弊害です。
2つ目は、叱ったり怒ったりすることは、相手に対して、関心を与えたことにもつながります。
普段、いい行動をしていても、何も対応してくれないと、問題行動で叱られたり、怒られたりすることで、関心を与えたことになります。
子どもたちは、叱られることで、自分の存在を確認するのかもしれません。
赤ちゃん返りということを聞くことがあるかと思いますが、まさにこれですね。
両親が、下の子ばかりに関心が行くことで、上の子は、ぐずったり、問題行動を起こして、かまってもらおうとするのです。
ストーカーというのも、これだと思います。
普通に生活していても、その子に関心を持ってくれないけど、間違った行動や言動で関心を引いているのです。
若いころ、スカートめくりをしたことが有りますが、これも、皆さん、嫌いな子にすると思いますか?
好きな子にするんですよね。まともにしていても、その子の気を引くことができないから、相手を不快にしても、関心を引こうとするのです。
というように、叱ったり、怒ったり罰したりすることは、こうした弊害もあるのかもしれません。
叱ったりすることは、その場での効果はすぐに表れるので、使いがちですが、こうした弊害もあることを覚えておきたいですね。
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