叱る(怒る)2

人材育成

昨日の続きです。

叱ったり、怒ったりしたときの弊害です。

2つ目は、叱ったり怒ったりすることは、相手に対して、関心を与えたことにもつながります。
普段、いい行動をしていても、何も対応してくれないと、問題行動で叱られたり、怒られたりすることで、関心を与えたことになります。

子どもたちは、叱られることで、自分の存在を確認するのかもしれません。

赤ちゃん返りということを聞くことがあるかと思いますが、まさにこれですね。

両親が、下の子ばかりに関心が行くことで、上の子は、ぐずったり、問題行動を起こして、かまってもらおうとするのです。

ストーカーというのも、これだと思います。
普通に生活していても、その子に関心を持ってくれないけど、間違った行動や言動で関心を引いているのです。

若いころ、スカートめくりをしたことが有りますが、これも、皆さん、嫌いな子にすると思いますか?

好きな子にするんですよね。まともにしていても、その子の気を引くことができないから、相手を不快にしても、関心を引こうとするのです。

というように、叱ったり、怒ったり罰したりすることは、こうした弊害もあるのかもしれません。

叱ったりすることは、その場での効果はすぐに表れるので、使いがちですが、こうした弊害もあることを覚えておきたいですね。

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